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Channel: だれも書かない★ニューヨーク1%未満★
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Rishが選んだレスリー・エバーズの強み

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みなさま、こんにちは。

やっと!
さくっとブログが立ち上がるようになりました。
ああ、1週間というもの、試行錯誤でしたが、アメーバさんに頼らずなんとか直せましたよ。

その間も根気よくおつきあいくださったみなさま、またコメントを残してくださったみなさま、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、米大学受験のお話、佳境なんですが、ここでRishからエキサイティングなお知らせをいいかしら。

明日、5月7日正午から真夜中まで、
正規価格のお洋服はすべて10%OFFでお届けします!



また、新ブランド、レスリー・エバーズRish NYを通じて日本初上陸です!

オーナー・デザイナーのレスリーはこの方。
初めてお目にかかったその瞬間から好きになりました。

長年のNY暮らしの後、ご主人と西海岸に戻り立ち上げたのがこのブランドです。


レスリーの服はとにかく元気がでるプリントが特徴。
袖を通すとぱーっとエネルギーをチャージできるいい「気」にあふれる服なんです。
パターンはすべて彼女がデザインしています。


彼女の服のセールスポイントは以下の通りです。

・洗濯機で洗ってすでに半乾き、袖を通せばコーディネート入らずで出来上がり

・遊び&仕事、表向き行事&楽ちん部屋着、ライフスタイルすべての場面に役立つ服

・よく働き(学び)よく遊ぶ、母と娘二世代で共有できる服

・お値段プチプラだけど目上にもお墨付きあか抜けた「エレガンス」漂う服


エナメル黒のベルト付き。胸元のスリットが上品セクシー。









共布ベルト付き。でも黒の太めベルトで締めるとさらにいい感じ。








アナリリ同様のストレッチ洗える素材。写真右は妊婦さんも。ベルトでウエストを自在に調整できます。








写真左は洗濯機から出せば半乾き状態。右はコットン裏地付きラップドレスです。












プールやビーチ、公園では水着の上に、タウンでは白Tやタンクの上に。
かぶって腕を通すだけ。夜のパーティにも。



5月7日火曜日正午
www.rishny.comよりどうぞ~!







一つ前のエントリー、優秀アジア人の泣き所にたくさんコメントをいただきましてありがとうございます。


中でもwakuwaku さんから久しぶりにとても切羽詰まったコメントをいただき、なんだか胸が痛くなっちゃったわ~。


でもね、次のエントリーで説明させていただくつもりですが、wakuwakuさんがおっしゃる

親が移民でスウェットショップのような環境で働く貧乏な家庭のアジア人のお子さんや
ひどい環境でがんばってきたアジア系のお子さんも沢山いるという現実は無視されていますよね。
そんなひどい環境から抜け出すために
一生懸命勉強してきたアジア系二世のお子さんたちも
同じアジア系というカテゴリーに入れてしまっていいんでしょうか?
実際は入れられてしまっていて、特別な配慮はされていないのが現状です。

について、わたしは恵まれない環境でがんばっているアジア系のお子さんたちは、無視もされてないし、特別な配慮がちゃんとされていることを知っています。

少なくともわたしの周囲では、具体的な例をあげてご説明できますよ~。

ということで、だれも書かない1%未満の(主に)NY教育事情、次回に続きます。
いつもありがとうございます!





PR: 医療機関ホームページの虚偽・誇大な表現はNGです!

女でよかった♡と思う瞬間

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みなさま、こんにちは。

長々と寒かったニューヨークもやっと暖かくなってきました。


先週は、セントラルパークで、恒例の女子コミッティ・ランチョンが開催されました!


これはNYならセントラルパーク・コンサーバンシーの、
ロンドンならロイヤル・アスコットって感じの、
会場に普段はみたこともない華やかなお帽子をかぶった女性たちが集まる名物イベントです。


春らしいお祭り騒ぎが楽しくて、また、ばったり長年会ってない知り合いに会うのが楽しくて、参加することに意義あり? ってことでわたしも参加するランチョンです。

というか、アッパーイーストの女子の大半が集まるイベントといっても過言ではありません。


今年はお天気がよくてよかった。
桜も満開、帽子の花も咲き乱れてました。







やっぱりこうこなくっちゃ。








来年はわたしもこのぐらい派手な帽子を作ってかぶっていかなくちゃと思わされましたっ!







今年のマーサさんはややお地味。
気のせいか実年齢(60代後半)に外見がやや近づいてきた気が。。。




そして今夜は、メトロポリタン美術館のGALAでした~。

昨日からテントを張って準備に余念がない感じでしたが、今年もわたしはすっかり失念しておりまして、
ファッション関係のはしくれで生業を立てているというのに、、、、、
すっかりこの日のことを忘れておりました。


きっと明日以降のメディアで華やかな様子が取り上げられると思います。



時にはえいやっとおしゃれして、お帽子もかぶって、
セントラルパークにテントを張って女子ランチ、
女と生まれたからには、やっぱりこういう時間は素直に楽しい。。。。。


そして来年こそは、仕事ばっかりに振り回されてないで、メトロポリタン美術館のGALAも久々に行きたいな~。


以上、春とともに、むくむくとおしゃれ心が花開いてきているコモンるみでした。笑




米大学受験、アジア人は逆差別をウケているの?

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みなさま、こんにちは。

 日本のみなさまはゴールデンウィーク中、リラックスされたことと思います。日本はいいですね~。
最高に気持ちのいい時期に長期休暇がとれるってベストですよね。

(*^▽^*)

先週まで寒かったニューヨークもやっと! 春らしさを飛び越して初夏っぽくなってきました。

先週は、ブログの立ち上がりがめちゃくちゃ遅い中、辛抱強くお待ちくださり、その上コメントまでくださる方々に支えられ、ちょっとマジメに、アメリカの大学のあまり知られてない側面に切り込んでみました。


最近、やっと日本でも関心が高まって来ている米国留学。
でもなかなか生の情報は入手しにくいのではと思い、書いてきたのはこんなことです。


米大学受験にまるわる1%未満の情報 
米大学受験でもゲタをはかせてもらえる人たち
米トップ大学が優秀アジア人をとらない理由
優秀アジア人の泣き所

そんな中、wakuwakuさんからこんなメールを頂戴しました。

親が移民でスウェットショップのような環境で働く貧乏な家庭のアジア人のお子さんや
ひどい環境でがんばってきたアジア系のお子さんも沢山いるという現実は無視されていますよね。

そんなひどい環境から抜け出すために一生懸命勉強してきたアジア系二世のお子さんたちも
同じアジア系というカテゴリーに入れてしまっていいんでしょうか?

実際は入れられてしまっていて、特別な配慮はされていないのが現状です。



今日は、wakuwakuさんの感じてらっしゃることに異議を唱えることになりますが、わたしが身近で知っていることをぜひみなさんとシェアしたいと思います。


まずは、NYの私立校の多くがわりと太っ腹にファイナンシャルエイド(親の年収に応じて与えられる返却しなくていい授業料サポート)を出していることについてみなさんに聞いていただきたいなと思います。

非常に授業料の高いことで有名なNYの私立校ですが、全生徒の3人か4人に一人はなんらかの形で授業料サポートを受けています。

だからなんですね。
授業料は4万ドル近いのに、まだ生徒一人当り1万ドルも足りないのは。
その分は裕福な父兄、卒業生の寄付でまかなわれるわけですが、そりゃ、全校生徒の3~4人に一人、補助金を一部もしくは全額出していたらいくらあっても足りませんよね。笑

加えて、高等部(9年生)ともなると、他の学校に転校する生徒も少なからず出てくるため、欠員補充で多い年は10人近く新しい生徒が外部から入ってきます。

が、そのうちの大半はファイナンシャルエイド枠で入ってくるといえば、いかがでしょう。

さらに! そのうちの半数以上はアジア人(主に韓国人か中国人、娘の学校では日本人は毎年皆無)です。

彼女たちの中には、両親は中国からの移民で母親は英語も満足に話せないという女子がいます。

ブルックリンのかなり遠いところから片道1時間半かけて通って来ています。

彼女たちが親の所得によって一部、または全額サポートを受けているのは授業料ばかりではありません。

アメリカの子たちは3ヶ月にも及ぶ夏の間、サマーキャンプに参加することになります。
このサマーキャンプがかなりお値段はるのよ。
そして、そのプログラム次第ですが、サマーキャンプも学校が「これはよし」と判断してくれると、なんと、全額ぽんと出してくれるのよ。

うちの娘はこの夏、3週間ペルーの山岳地帯で、高緯度で走るトレーニング&地元のコミュニティサービス&3泊マチュピチュにテントを張って行く、というキャンプに参加することにしました。(ははは、全然勉強色なし)

このキャンプには、お友達のニーナといっしょに参加するんですが、ニーナは9年生から娘の学校に入って来た子で、一部ファイナンシャルサポートを受けている家庭のお嬢さんです。
(お母さんは教師、お父さんは新聞記者ですが、2人の子供をサポートなしでは私立校に通わせられないのがNYの現実です)

が、このキャンプの支払いは、学校がぽんと5千ドル出してくれたそうです。

(@_@)

また、マンハッタンにはアジア人たちが大半をしめる放課後に通う音楽学校があります。

その生徒たちの質は、リサイタルに行くとのけぞってしまうほど高く、多くのさらに優秀な子たちはある年齢に達すると週末ジュリアードのプログラムに転校するほど。


この学校ももちろんですが、ファイナンシャルエードが用意されています。

もうかなり前の話ですが、クィーンズから通ってきていたとても上手な女の子が、実はピアノが買えなくて紙鍵盤でずっと練習していたということが判明し先生たちが驚愕するということがありました。

これを知った理事たち(数少ない白人父兄)、中古ですがスタインウェイのアップライトピアノをその家庭にプレゼントしました。
彼女の授業料免除はもちろんのことです。

wakuwaku さん、いかがでしょうか。

ファイナンシャルエイドは人種関係なく、純粋に家庭の所得に応じて受けられるベネフィットでどこの私立校でもかならず準備さてているはずです。

これが、大学ともなればいわずもがなです。

娘の他の友達は、この夏、ハーバード大学でクリエイティブライティングのキャンプに参加するのですが、ファイナンシャルエイドを申し込んだら許可が出て、無料でキャンプに参加する予定です。


ところで差別といえば、まだまだ愕然とするレベルの都会の貧困に喘いでいるのは黒人ではないかと思いす。

この状況は、娘といっしょに二年間、ハーレムのチャータースクールで放課後、子供たちの宿題を見てあげるボランティアをしたのでいやというほど分かります。

だからこそ、まだまだ完全とはいえませんが、主に黒人やヒスパニックのコミュニティの底上げをすべく次世代のリーダーを育てることを目的に、優秀なマイノリティたちをサポートするこんな団体もNYにはあります。
娘の学校にも学年に2、3人はこの団体から送られて来た子たちがいます。

Prep for Prep

彼らがいかに苦労して勉強しているかということを考えると、仮に自分の娘がそのうちの一人とボーダーラインに立ち、志望校への入学がかなわなかったとしても、それは正しい判断として受け入れるべきだとわたしは思います。



アメリカの私立校やその存在をサポートする父兄、卒業生たちの自身の子供のベネフィットを超えた懐の深さを知るにつけ、わたしもできる限り見習いたいと思うばかりです。


以上、これはあくまでわたしがNYで見て来たことをベースに書いています。
一意見として読んでいただけますとうれしいです!





ふふ、ちょっとわくわくするお知らせ♡

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みなさま、こんにちは。

今日はわくわくするお知らせです。

ニューヨークで6月上旬をめどに、あの元祇園の超売れっ子芸妓だった今井茜ちゃんのお話を伺うランチ会を企画しています。


追って詳細はお知らせします。


ぜひお楽しみに!



さて、このところシリーズみたいに書いています、アメリカの大学についてのあまり知られてない情報に、たくさんコメントをいただきうれしいです。
いつもありがとうございます!


特に、こちらのエントリーにはとっても考えさせられるコメントをたくさんいただいています。

米大学受験、アジア人は逆差別を受けているの?

ここで焦点になるのが、アファーマティブアクションの是非。

わたしの意見は追ってまとめさせていただきますが、ひとつここで書いておきたいのは、アジア人でアファーマティブアクションを逆差別だといきまく人たちに共通する盲点があると思うんです。

・アメリカにはすごくいい大学がたくさんあることを知らない。
大学といえば、トップアイビーリーグ数校しか頭にないから、そこに入れないとこの世の終わりみたいな気持ちになってしまうのよ。
でも学科によっては調べてみるとすごくいい大学がたくさんあるんですよね。チョイスを広げればすばらしい環境を与えてくれて伸ばしてくれ、しかも奨学金も出してくれる学校が必ず見つかりますよ。

・アメリカにはもっと根深い差別が存在していて多くの大学はその是正をミッションとしていることを知らない
つまり、多くのアファーマティブアクションを支持するアメリカの大学は、アジア人とは比較にならない貧困と差別にあえぐ黒人、ヒスパニック系(もしくはアラブ系も?)などのマイノリティからも未来のリーダーを輩出する手助けをすることをミッションとしているるんです。それゆえのアファーマティブアクションなんです。


くわえてみささんが書いてくださっていますが、ハーバード大学は親の年収が6万5千ドル以下だとファイナンシャルエイド全額支給の対象にしてます。加えて確か数年前から15万ドル以下であれば一部ファイナンシャルエイド支給の対象になると思いますよ。


なので入学はできたのにファイナンシャルエイドがおりないというのは、全額はおりないという意味ではないかと思います。


またうちの娘の学校にキンダーから受験し、合格したけれど同じようにファイナンシャルエイドがおりなかったというwakuwakuさんのお知り合いの方で、片親が学生でもう一人の親は働いてないご家庭も一部ファイナンシャルエイドは出たはず。これは確信をもっていえます。

ただ、キンダーレベルの入学で、しかも親が学生(高校生のわけはないので多分大学生か大学院生で高学歴ですよね?)であれば、もっと切実なニーズが他にたくさんあるため、全額は出せないということだと思います。


でもね、思うのよ。
他にもいい学校はたくさん。

それにNYは公立でもたくさんいい小学校がありますよ。
これもいつか書く予定ですが、公立と私立、小学校レベルではどこに行ってもそれほど大きな差がないとわたしは思っています。

じゃ、なぜマンハッタンの人たちはキンダーから私立校に入れるのに血眼になるのか。

それはね、マンハッタンは公立の中学、高校の絶対数が不足しており、仮に小学校は満足できる公立に行かせられても途中から私立に転入せざるをえないからなの。

しかも、どの私立校も中学、高校からは欠員補充の若干名しか募集しないのでその限られたスポットをめぐる戦いは相当熾烈になるのです。

だったら、キンダーから入れちゃった方がいい、ということなんですね。



でもね、人生、思うようにいかないことはだれもが経験することじゃない?

わたしなんて、自慢じゃないけれど、思うようにいかないこと、失敗ばっかりの人生だわよ~。笑


でも、こんな考え方もあるということで。。。。。

人生がすべて思い通りになっていたら







それではのちほど~♡

マイナー大学教授の気骨ある活動とそのGALA

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みなさま、こんにちは。

ニューヨークは、またして寒さがぶり返してしまいました。
みなさんは体調などくずされていませんか?


5月ともなると日も長くなり、さまざまな団体が寄付金集めのイベントを開催します。

中には、真面目にサポートしたいと思う団体はもちろんですが、みんな行くし楽しそうだからわたしも息抜きに行こう! というのもあります。笑


昨晩は、真面目なサポートで、クィーンズにあるクィーンズ大学まで行ってきました。
(みなさん、クィーンズ大学ってご存知でしたか? 笑)

クィーンズ大学は、アイビーリーグの大学の足下にも及ばないかもしれないけれど、その学生の顔ぶれのカラフルなことといったら、全米1かもしれません。

NY近辺に住むさまざまな人種のうち、主に移民してきたばかりという一世、二世たちが中心に通ってくる学校で、全体の70%はファイナンシャルエイドを受けています。
(といっても年間の授業料は5千ドル、マンハッタンの私立校やアイビーリーグの大学とは比べ物になりません)


夫の友人マークは、このクィーンズ大学で中東政治について教鞭をとり、その傍ら、中東平和のためさまざまな命がけの政治活動もしている気骨ある男です。


その彼が、4年前大学内で立ち上げたのが、CERRU (The Center for Ethnic, Racial & Religious Understanding at Queens College)というオーガニゼーション。

まさに人種のるつぼ、しかもクィーンズという場所柄を反映して、低所得層、ミドルクラス中心に、これ以上はありえないというほどカラフルな宗教、人種、エスニックグループからなる学生たちが通ってくる学校です。

だからこそ、お互いの理解を深めあい、学生レベルでそれぞれの垣根を越えるにはこんないい機会もありません。
ひいては今中東で展開されている根深いアラブとユダヤ、クリスチャンの溝を埋める活動につなげようという目的で立ち上げられた団体なのです。


もちろん、資金が集まらないので、マークを尊敬するわたしたちは、サポーターとしてそのGALAに行ってきました。


この団体の活動について、またマークが命がけで展開している中東平和への政治活動についてはまたいつかお話したいな~。

本当にのほほんとマンハッタンに住んでいると信じられない苦労をして学校に通って来ている子たちがいるのよね。



そんな子たちをサポートすることにもなるこういう活動を知るにつけ、アメリカにお住まいの天文学者のゆうこさんがコメントをくださっているように、
様々な社会学でも実証されているように、多様性のある環境(社会)では生産性も高くなります。
アファーマティブアクションによる多様性の創出は、豊かな社会、という観点からも大事だと思います。

という意見にわたしは激しく賛成してしまうのです。


これぞ、アメリカの強みであり、もしかしたら昨今の日本の弱みなのではないかしら。



でも、いろいろな意見があっていいのよね。

マークが昨晩、こんなことを言いました。

交渉は白か黒かを争っていてはいつまでたっても成立しない。
限りなく続くグレーのグラデーションの中で時間をかけて模索しなければならない難題もある。


また、「華麗なるギャツビー」のスコット・フィッツジェラルドのこんな言葉も引用していました。


The Test of a first rate intelligence is ability to hold two opposed ideas in mind at the same time and still retain the ability to function.

One should, for example, be able to see things as hopeless and yet to determined to make them otherwise.

 



気分があがる社交服選び(でもプチプラ)

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さて、昨晩のイベントはクィーンズまで行ってよかったと思える大感動のガラでしたが、先週のセントラルパーク・コンサーバンシーの女子ランチョンも楽しかった♪


特にお帽子に合うお洋服をあれこれ考えるのは女子としてなかなか楽しい気持ちがぐぐっと上がる時間でした。笑

おしゃれな友人ハイディのテーブルに入れてもらったため、他の女子たちの華やかだったこと!

みんなかわいい!
わたしきれいな女子をただ眺めるのが何よりの好物なんです。笑



中にはビリオネアの奥方もいて、だからこそ、わたしは一流ブランドのお洋服は避けました。



で、こんなチョイスの中から選んでみました。

写真上はすべてトリーナ・ターク
http://www.rishny.com/SHOP/list.php?Search=トリーナ


写真下はどちらもマックス&クレオ。今日正午発売です!

肩がおしゃれ。鎖骨がとってもきれいに見えるけれど万能ネイビーなので品がいいの。

こちら、白のスリップが裏についていますが、なんと肩ひもは長さの調整ができます。プチプラなのに優秀な気配りが行き届いています。


わたしの身長は164cmです。着丈のご参考まで。



迷いにまよったのですが、結局、お天気はよかったけれど寒かったので、トリーナ一番右のベージュ&黒のワンピに薄手カシミアショールにしました。



わりと控えめなワンピですが、同じテーブルのブランドがための彼女たちに、「どこの~?」と聞かれたり褒められたりして。


が、帰るころになって急に体調が悪くなり、咳がとまらなくなっちゃった。
それからやっとの思いで家に帰りもうぐったり。


どうやら、家に1週間泊って来たベッキーちゃんに風邪をうつされたのよね。


翌日は娘と二人、ベッドで死んだように寝込んでしまったのでした。笑


みなさんもくれぐれもご自愛くださませ。

Rish NYからお知らせ

今日5月10日正午は、マックス&クレオのワンピの放出の日です。
新品、売れ残りちゃん、どちらもお値打ちなお値段にてご奉仕いたします。

また、大人気アクセ&服が何点か再入荷します!

この機会をお見逃しなく。

詳細は、Rish NY facebook へどうぞ!


こんな人生の岐路に立たされたらどうする?

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みなさま、こんにちは。

今日は、こんなご相談のメールをいただいていますので、わたしの個人的な意見になっちゃいますが、お答えさせていただきたく思います。




私は現在○○大学二年生に在籍するもので、今回は相談にのっていただきたいのです。


私は第一志望の大学に合格する事ができず、別の大学に通っています。
だからということもあり、現在の自分の生活に満足がいっておらず、日々葛藤しています。


やりたい事が違う、、なんか違う、、大学が楽しいと思った事がないのです。


二年生ですが、もう一度受験をしたいとまで考えています。
しかしそんなに甘くはないので決心がつかない日々です。


受験をしないのなら、大学の留学制度を使い留学をしようと考えています。


しかし、ここで行きたかった大学を二度と受験しない人生を選ぶと一生後悔すると思います。



私はどうすれば良いのでしょうか?

留学か大学受験どちらを選べば良いのでしょうか?
今の私はなにをすればいいのでしょうか?  



まとまりのない文章になってしまいましたが、コモンるみ様にアドバイスを頂きたく失礼ながらもメッセージを送らせて頂きました。

お返事お待ちしております。



お答えします。笑
あくまでわたし個人の意見ですが。

まず結論からいうと、留学はすごくいい考えだと思います。
すぐにでも行動を開始してはどうかしら。

もう二年生まで進んだんだもの。今は後ろを振り返らず、前に人生を進めながら次の有意義なステップを考えましょうよ。

わたしはこれまでの人生、回り道ばっかり、袋小路に突き当たり、先に進めずどうしようかと悩んだことも何度もあります。

失敗、反省、後悔ならだれよりもいっぱいして来た気がするわ。
今だってたとえば、子育ての袋小路に入っちゃったなと思うことがあるしね。

でもね、そんな思うようにいかない数々の経験から、人生、思うようにいかないときこそ、手に入らなかったものに執着していつまでもじたばた逆流するより、波に身を任せ、流されてみるのも一興かなと思うのです。
案外、想像もしていなかった場所にあなたを運んで行ってくれるかも。


たとえば、今のあなたなら、第一志望の大学に入学できなかったからこそ、留学を考えることになった。
留学した先でどんなワクワクすることが待っているか。
なんだかわたしのほうが興奮してきちゃったわ。笑



振り返れば、わたしも大学は、特にここじゃなきゃいやという大学があったわけではなく、叔母の強い薦めに従って決めてしまったため、正直最初の6ヶ月は「何か違う」とずっと思っていました。笑

でもね。
その「何かが違う」と感じる人生の谷間を歩いている時期に、意外なほどきれいな百合を見つけられるかもしれないと思うのよ。

人生、一瞬先はバラ色か、暗闇かはあなた次第。

コップの中に水が半分残っていたら、まだ半分あると考えるか、もう半分しかないと考えるかもあなた次第。

わたしは大学4年のとき、その大学から徒歩で行ける距離に大好きな雑誌を発行する出版社があることを見つけ、結局、自分からアプローチをし夢にまで見たライターの仕事を始めるきっかけがつかめました。


もし、違う大学に行っていたらその展開はなかったかもしれません。

人生、一分一秒、たとえ不本意に過ごしている時期に経験することも、すべてに意義があるとわたしは思っているの。

そして案外失敗や挫折から学んだことって後々の人生で不思議なほど帳尻が合うようにできているのよ。


それから・・・
長い人生の二年遅れはたいしたことないけれど、あなたの年齢で二年遅れで大学に再び入学し、そこからまた4年間を過ごすのはどうかしら。

20歳をすぎたあなたは、それがたとえどうしても入学したかった大学だとしても、18歳のクラスメートたちの中に、後の人生ずっとおつきあいできる親友を見つけることはできるかしら。

二年遅れで社会に出て、その先のことは考えたことがある?


それよりは、ぜひ留学を考えてみてください。
あなたの世界が飛躍的に広がることはわたしが保証します。笑


これからの人生、何をするにしても英語ができると引き出しの数と中身が増えるし、日本人ではない友人ができると、あなたの人間としての魅力やキャパが広がることも保証します。


いかがでしょうか。
以上、あくまでわたし個人の意見です。







感涙!「ありえない勇気」賞in Queens(1)

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みなさま、こんにちは。

先日、命がけで中東平和のために活動する男、マーク・ローゼンブルムが教鞭をとるクィーンズ大学に行ってきました。

マークはそこで教鞭をとる傍ら、4年前大学内で、CERRU (The Center for Ethnic, Racial & Religious Understanding at Queens College/民族、人種、宗教間理解を深めるためのクィーンズ大学センター)というオーガニゼーションを立ち上げました。

クィーンズ大学は、クィーンズという場所柄を反映して、まさに人種のるつぼです。
しかも低所得層、ミドルクラス中心に、これ以上はありえないというほどカラフルな宗教、人種、エスニックグループからなる学生たちが通ってくる学校です。

たとえば、みなさんにとってはいっしょくたに白人カテゴリーに入る人たちでも、ロシア人、東欧の特に共産主義支配から免れてきた移民たち、主に南部イタリア系とアイルランド系カソリック、ユダヤ人でも筋金入りのオーソドックスジューなどさまざまです。

クィーンズ大学はNY近辺に住む主に移民してきたばかりという一世、二世たちが中心に通ってくる学校で、全体の70%はファイナンシャルエイドを受けています。
(といっても年間の授業料は5千ドル、マンハッタンの私立校やアイビーリーグの大学とは比べ物になりません)



だからこそ、マークは、学生たちが民族、宗教、人種の壁をこえて理解を深めあい、垣根を越えるにはこんないい機会もないと考えました。ひいては彼らの目を開眼させ、今中東で展開されている根深いアラブとユダヤ、クリスチャンの溝を埋める活動につなげようとこの団体を立ち上げたのです。


今日は、この団体が今年選んだ、「ありえない勇気」賞を受賞した人たちのうち特に感動した二人をご紹介させてください。

まず一人目は、スティーブン・バートンです。


みなさん、あのコロラドの映画館で起こった銃乱射事件を覚えてらっしゃいますか?
12人が死亡、58人が重軽傷を負った痛ましい事件です。

スティーブンは実はその日、友人とこの映画館にいました。
大学の卒業を記念し、友人と自転車で全米を一周する旅を計画したのです。
その一環でその日は、コロラド州オーロラのその映画館にいました。


そして、彼も例外ではなく、首、胸などをはじめからだに何発もの玉をうけ、瀕死の重傷を負うはめに陥ってしまいました。
本人も自分は死ぬのではないかと思ったといいます。


加えて、先日、コネチカット州の小学校でまたもや銃乱射事件が起こりました。
子供18人を含む27人が死亡するというあまりにも無惨な、世界中に衝撃が走った事件です。

スティーブはなんと、この小学校から10分のところに住んでおり、顔なじみの職員数人や子供たちの死を無念のうちに知ることとなりました。

この小学校のあるエリアは普段はのどかで平和な小さな町です。
まさかこのような事件が起こるとはだれが想像をしたでしょう。


二度にわたる銃による無差別殺人事件を立て続けに身近で経験したスティーブ。

こういうことが身近なところであると、たとえ被害を受けなくても、怖くて外を歩けなくなってしまう人もたくさんいるはず。

まして瀕死の重傷を負った犠牲者ならどうでしょう。
毎晩のように悪夢にうなされるかもしれません。

しばらくは放心状態のようになり、精神的なセラピーが必要になってもおかしくないことでしょう。

ところがスティーブは違います。


もう銃を所有することは断じて許してなならない、自分が立ち上がらないでだれがそれを可能にする! と即、固い決意に燃えるのです。

自分の人生は、今やおまけのようなもの。
キズも癒えるやいなや、彼はニューヨーク市長マイケル・ブルムバーグがチェアマンをつとめる銃保持を非合法とするための政策、広報のアシスタントとしての職を得、活動を開始しました。


ワシントンでもオバマ大統領の前で銃乱射事件の犠牲者を代表してスピーチを繰り返し、銃規制のためのロビー活動をしています。


いよっ、スティーブ、いい男!
御年24歳、これからがとても楽しみな青年です。



続いて、もうひとり、涙なしでは聞けなかった、まさに「ありえないっつ~の!」と叫びたくなる勇気の持ち主についてご紹介させてください。

彼女の過去にくぐり抜けてきたこと、現在もがんばっていることを知れば、手をちぎれんばかりに応援したくなるのはもちろん、アファーマティブアクションは必要だと賛成してくださる方も増えるかもしれません。


それでは、次回に続きます。
みなさま、どうぞよい週末をお過ごしくださいませ。








今日という日はプレゼント、一瞬先はバラ色♡

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みなさま、こんにちは。

ブログではご無沙汰しております!
(といっても二日間更新してないだけという説もありますが。笑)




1週間前のセントラルパーク


気持ちのいいお天気になってきましたね。
といっても、ニューヨークはまだまだライトコートが必要です。
気温の変化が激しいので、周囲のたくさんの人が風邪気味。


わたしも、我が家に1週間泊まっていた娘の友人から風邪をもらい、娘共々寝込んでいました。

今だから、言えることなんですが、、、、
実は春休みに行ったメキシコで食中毒になって以来、ずっと調子が悪かったんです。

4月に入ったら、いきなりからだをエビ状に曲げないと歩けないし、夜も痛みで目が覚めちゃう激痛に襲われ、しばらく寝たり起きたりしながら、日々の生活を送っていました。 

あまりのことに、お医者さまのオフィスのある二ブロック先までを歩くのが辛く、ずっとそのままにしていたの。笑

そうしたら、次は風邪です。

もうダブルパンチとはこのこと。

それでもやっと数ブロック先のお医者様まで行こうと思えるほど回復し(?)、いろいろ診ていただいた結果、抗生物質を飲まないと治らない病気だったことが判明、でも徐々に元気になってきました。


はは、まさに鬼の霍乱でしたわ~。今だから笑って言えることですけれど。


これまでわたしの辞書に「お昼寝」の文字はありませんでした。
そんなの時間の無駄としか思えなかったのよ。

だけど、生まれて初めてベッドに横になることがこんなにも気持ちのいいことだったんだと知りました~。笑


思えば1ヶ月以上、こんな状態で、娘のお誕生日のため立て続けにパーティをし、また出向かなくてはいけない行事もいくつかこなしながら、痛みがいかに体力を消耗し、精神を弱らせ、気力を奪うかを知りました。


からだが弱く、いつも病気がちな方が、どんなお気持ちで痛みと戦い、共存して生きてらっしゃるのか、今なら少しだけ分かる気がします。
そしてからだが弱くていらっしゃるのに、いつも笑顔を絶やさない方の気力に心から感服します。

からだが希望と絶望の挟み撃ちに合い、せめぎあう毎日、なんか1日1日を過ごすのが必死ですよね。

今日を乗り越えれば明日はきっと少しは楽になる。
希望の光をもてるか、絶望の暗闇に入り込むかで発揮できる精神のパワーが随分違ってくる気がします。


その間、わたしは、ブログの更新は、家のこと、仕事同様に、這うように机の前に向かっても、ベッドにPCを持ち込んでも、なるべくするようにしました。笑


みなさんが読んでくださること、
コメントをくださること、
暖かい言葉をかけてくださることが、身にしみて励みになったからです。
そしてパワーをいっぱいいただきました。
4月は本当にお世話になりました。

心から感謝しています。



昨日、親しい友人と久しぶりにランチをしながら、

「震災以来、走りづめだったじゃない? だからこの辺りでちょっとからだを休めなさいと神様がおっしゃっているのかも。(彼女はミッション系の女子校を出てらっしゃるので)」

といわれ、はっとしました。

震災以来、走りづめにがんばってらした方はきっとたくさんいらっしゃると思います。


多分、今ぐらいの時期からなんでしょうね。

本当の意味で心のケアが必要だったり、一旦、ペースを変えてみたり、少し休憩をする必要があるのは。


そして、身にしみたのはもうひとつ。
検診の結果、ビタミンDが足りず、その分コレステロール値も若干高いことが判明。
冬はいつもそうなんですよね。
太陽と運動不足から、どうしてもビタミンDが足りなくなる。
骨を作るのを助けるビタミンDが足りない状態が続くと、粗骨症による骨折も現実味をおびてきます。
こうなると、いくらビタミンDをサプルメントからとってもダメ。
生活改善をしないと。



もっと真剣にからだのことを考えよう。

もっとマジメにエクササイズしよう。ホント、運動不足だった。

ちなみにRish Facebookのためにピンチヒッターでわたしが着てみたお洋服の写真を掲載しましたが、すごい病み上がりの顔よね。もう見られないわよ~。笑

こういう時、ホント帽子って便利ですよ。
みなさんもぜひご活用くださいませ。

そうそう、なんとなく細く見えるのは女の必需品「うぬぼれ鏡」のおかげと、食べられなくて痩せちゃったからであって、実際は全然褒められたものじゃないのよ。


ホント、これからは心を入れ替えて、自分のからだと心のメンテナンス、きっちりしていきたいと思います!


お待たせしております、感涙! ありえない勇気賞 in Queens の2人目、次回に続きます。

ぜひぜひ! みなさま、お誘い合わせのうえ、お越し下さいますよう、お願い申し上げます!


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感涙!「ありえない勇気」賞 in Queens(2)

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みなさま、こんにちは。

ひとつ前のエントリーでは暖かいコメントをありがとうございます!
本当にうれしく拝見しました。うるうる。

おかげさまで痛みはすっかりなくなりました~。
まだ抗生物質を飲んでますが(何十年ぶりかしら)ジムにも通い、エネルギーががしがし戻って来ているのを感じます。

でも、ここでまた無理して突っ走らないようにしないとね。笑


さて、今日は、こちらの続きです。

感涙!「ありえない勇気」賞 in Queens(1)

上のエントリーでは、まさにアメリカだから抱える複雑で深刻な社会問題に立ち向かう青年の勇気でしたが、今回は、他の国ではありえない、アメリカだからこそ可能にできたスケールの大きなサポートに命運をかけた、少女の勇気をご紹介します。

涙なしでは聞けない日本ではありえないお話でした。

写真下の上段右端の女性、ナシュワ・エルサィードさんは、エジプト人の父親とプエルトリコ人の母のもと、クィーンズで生まれた女性です。

お父さんはエジプトから移民してきた一世、宗教的には敬虔なイスラム教徒、お母さんはキリスト教カソリックで育てられた女性です。

そんな異教、異文化、異人種間の結婚もまさにニューヨーク、クィーンズならでは決して珍しいものではありません。

ナシュワちゃん、このお写真をご覧いただくとご想像いただけると思うのですが、なかなかにきれいな女性です。


でもね、実際はどう見てもワンサイズ小さめの服にからだを無理矢理押し込んでるかんじで、オレンジの、ウエストにペプラムのあるぱっつんぱっつんのワンピースから彼女のナイスバディははちきれんばかり。

とても魅力的なんだけど、それが残念なことに彼女の品をちょっとだけ帳消しにしていたかも。
(なんでこんなことを敢えて書くかという理由は次回までお待ちください)

加えて会場にいるときは、雰囲気から勝手に25歳ぐらいなのかなと思っていました。

が、実際はまだクィーンズ大学に通う学生さんだったんですよね。



このナシュワちゃんにまつわる運命のいたずらは彼女が3歳のときに始まりました。
このころになると、ご両親の関係は悪化の一歩を辿ることになってしまったのです。

挙げ句の果て、お父さんはナシュワちゃんを連れて国外逃亡、故国エジプトに帰ってしまいます。

これ、アメリカではいくら実の父親といえども、もう一人の親の了解がなければ「誘拐」と定義づけられます。

いわば犯罪です。

が、当時のお母さんには追いかけるすべもなく、ナシュワちゃんはお父さんの手でエジプトで育てられることになってしまいました。


ところが、ナシュワちゃんが9歳のときのことです。
お父さんのいない時に見知らぬ女性から突然連絡が入りました。
その女性は「わたしはあなたの母親よ」と名のり、これまでの経緯を9歳の子供にも分かるように話してくれました。

ナシュワちゃんは、自分にはアメリカ人の母親がいて、自分もアメリカ国籍をもつということを知るに至ります。

以来、その女性は時々連絡をしてくるようになりました。

連絡があるたびに、
「あなたはアメリカ人なんだからいつでもアメリカに戻ってくることができるのよ。もし、アメリカに来たいと思ったらいつでも連絡してきてね」
と繰り返し言うのです。

ナシュワちゃんはお父さんのもと、学校に通うことも許されず、ホームスクールで教育を身につけ成長しました。

お父さんによってかなりコントロールされた生活、アメリカ風にいえば、軽い監禁状態を強いられていたともいえるかもしれません。

が、さすがアメリカのポップパワーはすごいですね。
お年頃になると、ブリトニー・スピアーズをはじめアメリカの音楽、映画が彼女のところにもたどり着きます。笑

こうしてアメリカという国にどんどん興味を持ち始めたナシュワちゃん。

また生まれつき頭のいい女性なんでしょう。
17歳になったとき、お父さんにこう告げます。
「わたしは大学に通いたいわ」

ところが、このときお父さんは言下にこう答えたのです。

「女のおまえがなんで大学なんかに行く必要がある。おまえはわたしが決めた男と結婚すればいいんだよ。もういい候補がいるんだ」


これまで物心ついた頃から、お父さんのいうなり、敷かれたレールを外れることなく、軟禁状態の生活を続けて来たナシュワちゃんですが、これだけはどうしても受け入れることができないと感じたのです。

わたしはもっと勉強したい。
17歳で、見たことも会ったことがない男と結婚なんて。。。絶対にいや。


そのとき、彼女の脳裏をよぎったのが母と名乗るアメリカ人女性の言葉でした。

「あなたはアメリカ人なんだから来たいと思えばいつでもアメリカに来ることができるのよ。どんな手段を使ってでもエジプトから救い出してあげる」

あの言葉を信じてみようと、ナシュワちゃんは決めるのです。

そして機会をみてその女性に相談をしました。

話はとんとん拍子に進みました。


母と名乗るその女性が手はずを整え、FBIが彼女を救い出してくれることになったのです。

アメリカ合衆国は、アメリカ国籍をもつ人間が誘拐された場合、たとえそれが世界中どこであっても、救い出そう、助けようと尽力してくれる国なのよ。

ナシュワちゃんのケースも例外ではありませんでした。

こうしてお父さんに気づかれないようにFBIを交えて綿密な計画が立てられました。

いよいよXデー当日です。


早朝、まだお父さんが寝ているすきに、起きだしたナシュワちゃん、細心の注意でお父さんを起こなさいように簡単な身の回りの準備をし、荷物らしきものは何ももたず着のみ着のままで家をとび出ました。

そして外に出ると力いっぱい、全速力で走りだしました。
恐怖に足がすくみそうになりながらも、後ろを振り返らず、
もう少しで転びそうになりながらも、かまわず、
心臓が口から飛び出すのではないかと思うほど、
ばくばくと音を立てていても、かまわず、
とにかく走って走って走りぬきました。

予定通りの場所に、FBIのエージェントが待つバンが見えてきました。
そのときのナシュワちゃん、どんな気持ちだったでしょう。
たった17歳で、お母さんだと名乗る人の言葉だけを信じて、
行ったこともない国に着の身着のまま、お父さんを捨てて行くことに決めたのです。


こうしてナシュワちゃんの運命を賭けたエジプト大脱出は始まりました。


バンで空港に向かい、空港からロンドンを経由してニューヨークに入ったナシュワちゃん、空港でとうとうお母さんと感激のご対面です。


こうしてお父さんからの脱走は大成功したのですっっっ

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



ですが、、、、ですが、、、、




これですべてめでたし、めでたし、とはいかないところが実話の辛いところです。


実は、ここからが新たな受難の始まりだったなんて、一体だれが想像していたでしょう。

ここからなんですよ。
彼女も涙ながらのスピーチになったのは。
わたしも会場も、涙なしでは到底聞けませんでした。


長くなってしまいました。
この続きはまた次回。

ぜひぜひまたお誘い合わせのうえお越しくださいますように。
いつもありがとうございます!



続く












緊急番外!アンジョリーナ・ジョリーのありえない勇気

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みなさま、こんにちは。


3歳で実の父親に誘拐され、エジプトに連れ去られたナシュワちゃんの映画も真っ青な、FBIも交えての大脱走、続きを楽しみにくださっているみなさま、ごめんなさい。

昨日、衝撃的なニュースが入ってきましたので、今日は番外編でぜひ書かせてください。

人気女優アンジェリーナ・ジョリー(37)が乳がん予防のために両乳房の切除手術を受けたというニュースが日本にも衝撃を与えていると思います。

アンジェリーナはがん予防検査で遺伝子に変異が見つかり、乳がんになる確率が87%と告げられ、家族のため、6人の子供たちのため乳房切除と再建手術を行ったとニューヨーク・タイムズに投稿しました。


二月の手術の傷も癒えない時期に、コンゴへ、G-8の会議のためロンドンへ、
そしてパキスタン人のティーンを表彰するためニューヨークに、
通常通りのスケジュールで旅しているアンジョリーナ、やっぱり彼女すごすぎます。




これ、多分日本にお住まいの多くの方には衝撃的なニュースなのではないかと思います。


まだ乳がんと決まったわけでもないのに、両乳房を切除してしまうなんて、女としてこれほど辛い決心もないのではないでしょうか。

ですが、アメリカでは実はそれほど稀なことではありません。

お友達のちかこちゃんのお近くにも同じ理由で乳がん発症前に手術を受けた女性がいらっしゃると聞き、衝撃を受けたことが忘れられません。

切除してしまうのは本当に辛い決断でしょうが、それで死亡にいたる可能性もある乳がん発症を予防できるのなら、ということでこの手術を受ける人がアメリカにはかなりいます。

また、ありがたいことに、今は皮膚だけを残し、自身の組織も使って胸をきれいに再建する技術も進んでいるそう。

ただないのは、乳首だけ。。。。


乳がんの場合、母親、姉妹などが乳がんを発症していると自分自身も発症する確率がぐんと高くなります。


また、知人がその研究に携わっているのですが、今は特定の遺伝子を調べることで、近い将来どの程度の確率で乳がんを発症するかかなり正確に分かるようになってきています。


実は、先月、身近なところで2人も! 乳がんを発症し、手術を受けていたことを知りました。

どちらも娘のお友達のお母さんです。
太っていたり出産経験がないと乳がんになりやすいといわれますが、お二人はどちらもスリム、しかも3人のお子さんのママです。

一人は、今キモセラピーの真っ最中で髪の毛が抜け始めた時期。
もう一人は、腕の付け根に近い位置で、腕が正常に機能するようにリハビリを開始したばかり。


しかも一人は、昨年離婚したばかり。
手術直後からリカバリーの間、3人の子供たちの毎日のお夕飯の支度をする人が見つからないので、急遽、キンダーからご一緒したママたちが集まり、夏休みまでの間、毎日交代でお夕食を届けるサインナップをしました。

わたしももちろん参加しました。
このご家族はお魚はサーモン以外は苦手ということだったので、
先週、サーモンのジンジャー&アジア風ソース(Eli'sのレシピで大好評でした!)、春の野菜サラダ、そしてマーサ・スチュワートのレシピから簡単にできるルバーブの
バニラ・ポーチドデザートを持参しました。



辛い手術の後も、再発の不安を抱えて毎日を暮らすのは辛いことです。
それならば、ということでアンジョリーナはこの予防手術に踏み切ったのでしょう。


彼女の勇気は、ただこの手術を受けただけではなく、女優というイメージが大切な職業についていながら、一人でも多くの女性たちにもそのメリットを知ってほしい、それほど怖いことでもないと伝えたい一心でメディアに自らそれを告白したこと。


母、祖母、姉妹、叔母など3親等内に乳がんを発症している人が多い方は、ご家族のために、ご自身のためにこんなチョイスもあるということを知ってほしいと思い、緊急に書かせていただきました。


そうそう、わたしの周囲には、片方もしくは両方の乳房切除手術を受けたサバイバーが珍しくありません。
年上の素敵マダムたちに囲まれて不動産販売をしていたときの関係です。

一人は20年以上のサバイバー。
彼女は、先日、小さな再発があったため再手術をし、ついでに昔再建した時のシリコン取り替えもしたそうですが、
「ふふ、前よりちょっと大きめにしちゃった」と言ってました。笑
60代のマダムがですよ。そうこなくっちゃっ!
もう何でも好きにして、って思いました。笑

アメリカの女子たちは本当に強くて思いやり深い、危機的状況も品格を失わず切り抜けられる人が多い気がします。
そのことにいつも感服させられてます。


夫ブラッドはアンジョリーナの決断を全面的にサポート、彼女の強さを誇らしく思っているようですね。
この決断を通じて夫婦の絆はさらに深まったとアンジョリーナもこたえています。
photo/dailymail.co.uk



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FBIと共にエジプトの実父の下を脱走した17歳女子の勇気

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みなさま、こんにちは~

о(ж>▽<)y ☆


ニューヨークも最高に気持ちのいいお天気です。
肌寒かった先週がうそのよう。
一気に初夏です~。


4月からずっと体調が悪かったのですが、自然に任せていてもやっぱり治りきらないので、何十年ぶりかに抗生物質のお世話になっちゃいましたが、こういうとき薬の威力ってすごい! あっという間に完治、風邪も完治しました。


1週間前から今度こそ本気で心を入れ替えてはじめた、毎日ジムで運動するかセントラルパークを早歩きする習慣が功を奏し、ああ、健康に感謝です。
健康がこんなにもありがたいものだったとは。。。。
毎日がありがたいわ~。極楽~。笑

みなさま、その節は本当に暖かいお言葉ありがとうございました。
身にしみてうれしかったです。

元来わたしは薬とかサプルメントとかが大の苦手。
これでしばらく何も口にしなくていいと思うと、それだけでハッピィです。


さて、今日はこちらの続きです。

感涙! ありえない勇気賞を受賞した少女の小説も真っ青なお話


3歳のとき、実父にエジプトに連れさらわれ(アメリカではこれを誘拐と定義します)学校にも通わせてもらえず、軟禁状態のもと、ホームスクールで育ったナシュワちゃん。

17歳になったとき、一大決心をし、母の住むニューヨークに大脱出を計画します。
母とFBIの協力の下、綿密な計画が功を奏し、とうとう生まれ故郷のニューヨークに戻って来たナシュワちゃん、空港でお母さんと涙のご対面を果たしました!


普通なら、ここでハッピーエンドが用意されているべきですよね?


ところがそうはいかないのが実話の辛いところ。


クィーンズでお母さんといっしょに暮らし始めたところまではよかったのよ。


ところが・・・・



何日が経つと、次第に2人の間には埋めようのない深い溝があることが否応なく露呈してきました。


3歳で実の娘を奪い去られた母が毎晩夢にまで見たのは、ずっと3歳のままのナシュワちゃんでした。


ところが・・・
目の前にいる実の娘は、17歳とはいえ、年齢より大人っぽく見える若い「女」。
しかもその女は、英語を話すことはできるけれど、アラビアなまりがある。
加えて、信仰しているのは自分に染み付いているカソリックではなく、お父さんに叩き込まれたイスラム教。

また、お父さんと暮らす生活の中で、ナシュワちゃんから完璧に抜け落ちていたのは食事などのマナーでした。
だからなのね。お洋服の着方なんかもなんとなく、これまでの反動ではじけちゃってる感じがしたのは。

きっとみなさんは信じられないと思いますが、こういう子たちって、髪の毛って毎日か1日おきに洗うべきものだということも知らないの。
ニューヨークに住んでいると、近づくと髪がにおう人、結構多いのよ。
そう、ナシュワちゃんは、そういう常識がいろいろ抜け落ちていたのです。


ところで、娘が12、3歳になった頃、ある日突然、
「この子は本当にあの可愛かった娘と同一人物だろうか」と愕然としたことがありました。
いきなり、思春期の兆候を感じさせ、反抗的な態度をとるようになった娘にうろたえたことを思い出しました。

毎日いっしょに暮らしていてもそうなんです。

まして3歳からいきなり17歳までをとばして、目の前に突然現れた、母国語もアクセントなしでは話せない若い女性を娘だと思えといわれても。。。。
お母さんはその変化にうまく順応できなかったのでしょうか。


加えて、当時のお母さんにはボーイフレンドがいました。
それもナシュワちゃんにとっては悲劇の原因だったかも。

実の娘とはいえ馴染みのない女性です。しかもきれいだし、エキゾチックだし、年齢より大人っぽい彼女に、母はライバルとしての脅威を感じたのかもしれません。


「大学に行かせてほしい」
と1年がかりで懇願したナシュワちゃん。
けれどその願いを母親は聞いてくれませんでした。
大学に通う費用はびた一文出せないと宣言するのです。
挙げ句の果てには、あなたとは一緒に住めない、出て行ってくれとまで言われてしまいました。


かなり偏った方法ではあっても3歳のころから自分を育ててくれた父親。
その父を捨てるのは断腸の思いであったはず。
見たことも行ったこともない国に、着の身着のまま、見ず知らずのFBIだと名乗る男たちを信じて逃亡できたのは、父の敷いたレールを外れることも大きな目的だったでしょうが、母に会いたい一心であったからできたことなのではないでしょうか。


それなのにその母親はまさに自分を捨てようとしている。

右も左もわからない、すべてが生まれ育ったエジプトとは違う見知らぬ国の慣れない町で、母のこの仕打ちはどうでしょう。
この辺りからそれを語るナシュワちゃんの声は涙声になってしまいました。

こうして家を出ることになったナシュワちゃん、それでも大学に行きたいという意志は固く、叩いたのがクィーンズ大学の門でした。


試験を受けめでたく合格。

ですが、次の思わぬ難関がありました。
高校をアメリカで卒業していない彼女にはクィーンズ大学からは奨学金がおりないと言われてしまったのです。


まさに四面楚歌。
することすべて思うようにいきません。

この時のナシュワちゃん、どれほど心細い気持ちで毎日を過ごしていたでしょう。
友達らしき友達もなく、相談する人もなく。一人ぽっちで暮らす小さなボロアパートでひざを抱えて泣いた日もたくさんあったのではないかしら。

けれど、それでも大学に行きたいという意志は変わりませんでした。


結局、家賃と授業料を払うため、3つの仕事を掛け持ちしながら学校に通い始めたのです!


ナシュワちゃん、すごいっ!


そしてその大学で、わたしの夫の友人で「中東政治」について教えているマークに出会ったのが、彼女に幸運の女神が微笑む発端となりました。


ナシュワちゃんの生い立ちと意志の強さに感動したマーク、なにくれとなく面倒を見ます。
奥さんといっしょに学生たちを家に招待する際、食事のマナーを教え、アラビア語が話せる彼女を中東への出張に連れていき、エジプトでは中東では何が起こっているのかその現場を見る機会を与えます。


こうしてマークのおかげで政治に大変に興味をもった彼女、この夏、あるオーガニゼーションが主宰する、中東の国をまわり現地でコミュニティサービスをしながら見聞を広げる大学生対象のキャンプに応募します。

これは試験や面接を通過して選抜されるキャンプで、英語の他にヘブライ語、アラビア語、ペルシャ語のどれか1カ国語が話せることが条件です。


ナシュワちゃんはアラビア語が話せます。そしてクィーンズ大学からはたった2人のうちの一人としてこのキャンプに参加することが決まりました!

それを発表するときのナシュワちゃんのうれしそうなことといったら。
満場もスタンディングオベーション、割れんばかりの拍手のうずで応えました。


「将来は政治の道に進みたい。まだ世界中にいる誘拐されたままの子供たちを救いたい」というナシュワちゃん。

思うに彼女って元々すごく頭のいい人なのではないかと思うのです。
そしてものすごく強い意志の力をもっている。

近い将来、きっと政治の道に進むでしょう。
そしてきっと、何かわたしたちがあっと驚くすごいことをしてくれる気がします。


今わたしはマークの主宰する
CERRU (The Center for Ethnic, Racial & Religious Understanding at Queens College/民族、人種、宗教間理解を深めるためのクィーンズ大学センター)に寄付をするだけではなく、ナシュワちゃんのせめて1年分の授業料をなんとかして払ってあげられないかなと、夫と交渉中です。笑


みなさま、長々とおつきあいくださましてありがとうございます。

続いて、優秀アジア人の泣き所にまた戻りたいと思います。


どうぞみなさま、よい週末を~♡


Rish NY からのお知らせ
来週21日と24日、あなたに絶対似合う「白」の服が登場します。



一生の晴れ舞台に着るウエディングドレスは白。Tシャツ、白シャツ、白パンツ、白ショーツならみんなもってるはず。ここにLWD(Little White Dress)夏の定番を加えれば完璧です。あなたは絶対白が似合う! そしてそれを見つければ見違える女になる! Rishは来週「洗える白」も含めてオンパレードです!



ギャツビー=20年代バブルのNYに陶酔

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みなさま、こんにちは。


華麗なるギャツビー」 アメリカにお住まいのみなさまはご覧になりましたか?
日本にお住まいの方は、6月に上映が始まると聞いております。

アメリカでは興行成績は好調のわりに、評判はさまざまなこの映画。
監督は、90年代に制作されたマイアミ舞台の現代版「ロミオとジュリエット」と同じバズ・ラーマンということで見に行ってきました。
(こちらも主演は若きレオナルド・ディカプリオでした)


娘は友達と、わたしは夫と別々に行ったのですが、3人ともかなりはまりました。
みなさま、機会があればぜひご覧くださいませ。

みどころはたくさんあります。
まず、女性なら主人公デイジーとその友人、ジョーダンのファッション。
コスチュームデザイナーは監督のおくさんなんですが、プラダと提携し、プラダ所蔵の1920年代ファッション・アーカイブを元に再現されたファッションと宝石に、うっとりです。
わたし、宝石には結構うるさいんですが、デザインも当時流行したアールデコっぽく、あまりニセモノっぽい感じがしませんでした。

蛇足ですが20年代の真珠のお値段ご存知ですか?
当時の値段でロングの真珠のネックレスが26万ドル。(2千5百万円相当)。
養殖真珠が出回る前のことです。納得のお値段です。




デイジー役の候補者には、ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、ブレイク・ライブリーなどの名前が挙がったのですが、
キャリー・マリガンが抜擢されました。
デイジーの繊細な美しさをとってもよく表現していてはまり役だったと思います。





ファッションと宝石もすばらしいですが当時最新テクノロジーを結晶させた車がまたすごいのよ。
クラシックカーというよりは、すごいスピードでクィーンズボロー橋をぶっとばすシーンが20年代のバブル期をよく象徴しています。





シカゴの大金持ちイェール出身ポロ選手でもあるブキャナンの妻になったデイジーが忘れられず
8年ぶりの再会を執念で劇的に工作する謎のミリオネア、ギャツビーにレオナルド・ディカプリオ。
すっきりシェイプしナイスバディを取り戻したディカプリオ。オスカーも夢じゃない演技でした。







タイタニックのあのかわいかったレオちゃん、その後ちょっとおじさんっぽかった時期もあったけど、
この映画では見事にダイエット(?)に成功。とっても精悍で、得体の知れない派手なミリオネアの役にぴったんこ。








美しいカップルでした。
1976年のロバート・レッドフォード主演のギャツビーより100倍筋書きも分かりやすく、
また、1万倍エンターテインしてくれます。








ナレーター兼隣人のストックブローカーの役をこれまた名演技で魅せたスパイダーマンくんことトビー・マクガイヤー。
デイジーの友人役ジョーダン役の女優さんもすごくいい味を出してました。



ちょっとありえないほど豪華なパーティシーン。そのエンターテイメントぶりはさすがムーランルージュでミュージカルに挑戦した監督ならでは。







1922年当時のニューヨークのスカイラインも何度も登場しますが、正確に描かれてました。
写真右の黒っぽい高層ビルは何でしょう。映画の中でもスカイラインでひと際目を惹くビルでした。


ロングアイランドからプラザホテルに遊びに行くシーンがあり、プラザホテルを空から見下ろすシーンがあります。
プラザホテルの隣、今はバーグドルフグッドマンですが、当時はヴァンダービルド家の豪邸がありました。映画の中でもちゃんとありましたよ~。(チェックが細かいわたし・笑)



原作、フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」にわりと忠実。
でも、原作を大昔に読んだときは、ちょっと退屈な感じがしたんだけど、この映画はその心配はありません。



忘れてならないのは音楽。ジャズエージを再現するのはJay- Z, ラナ・デル・レイ、XX、ビヨンセなど、娘共々コンサートにも行っちゃうほど大好きなミュージシャンオンパレードでした。これはうれしいです。


オールスター勢揃いの豪華絢爛な映画です。
ぜひまだご覧になってない方、楽しんでください~!



日本語版トレーラー






アメリカ版トレーラー













Rish NYよりサプライズ・フラッシュセール♪

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みなさま、こんにちは。

明日5月21日火曜日正午からRish NY ではサプライズのフラッシュセールを開催します。
正午から真夜中まで新製品も含む正規値段のお洋服はすべて10%OFFです。


この日は、ロバート・ロドリゲスの長年着られる名品もお店に登場します。
どうぞこの機会をぜひご利用くださいませ。


ロバート・ロドリゲスはすでにアメリカではメジャーリーグ入りを果たしているブランドです。

クチュールの香り漂う素敵なお品が多いのですが、Rish NYでの買い付けはこれが最後かもしれません。

過去1年足らずの間に、あれよあれよという間に円安=ドル高が進み昨年の今頃に比べ20%以上為替に差がついてしまい、秋冬モノは手がでなくなってしまいました。


でも、日本が背水の陣で臨んでいる円安誘致政策が功を奏し、海外からもどんどん日本株への投資が進み活況なのは日本人としてうれしいことです。

なので
Rish NYとしてはロドリゲスは 成長した息子を送り出す気持ちで手放し、一方でもっと無名な中からきらりと光る新ブランドをどんどん発掘していきますよ~♪


ここでロドリゲスの明日の新製品をご紹介しておきます。


ネックレス、ウルトラマン太郎みたいでしょ~?笑
80年代のビンテージのシャネルネックレスとブローチを重ねてみました。
みなさんがお召しになるときはどちらかにしてください。笑
白のシルクのブラウスもサイズ4が1点のみございます。
腋のレースがすっごくきれいなのここではお見せできなくて残念です。




白と黒のギャザーやプリーツのスカートはタイトスカートと並んで1枚ずつもっていると流行のタッチを取り入れられて便利。
35歳過ぎたら、コンサバ一辺倒ではなくシンプルな中に流行を意識することが大切。
じゃないと流行に取り残されたオバさんになってしまいます。








クチュールデザイナーだけが使用する見たこともない生地。
はりとつやがあってカットは体にぴったりでまさにクチュール。






Tシャツの地の上にオフホワイトのシルク地をかさねたワンピース。
後ろでなにげに芸しています。
ギャツビーの1920年代調に、ロングパールネックレスですとんとまとめると素敵。
ベージュX白は譲りながらスポットライトを浴びてしまう魔法色です。






こんなタンクたちも白のジャケット+白のボトムのインナーにぴったり。
すべてシルクでワンランク上のカジュアルの出来上がり。
夏のシルク、わたしは手洗いします。
しぼらずタオルなどにやさしくまるめて乾燥させ、
スティームアイロンをかけて出来上がり。





www.rishny.com よりどうぞ~♡




見せないで魅せるいい女の下着楽屋裏

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みなさま、こんにちは~。

今日のニューヨークはやっと! 初夏にふさわしいお天気です。
こんな日は、1日中セントラルパークで過ごせたらどんなにいいかしら。

それが無理ならせめてこれからのシーズンに備えて着たい夏服を最高にすてきに着こなす準備を始めたいと思います♡


はい、見せないで魅せるいい女の必需品(下着)をここでこそっとおさらいしたいと思います。

なので今日は男子禁制でお願いします。笑
こういう楽屋裏ってたとえ夫婦でも知らないほうがいいと思うのよ。



のちほどRish NYから似たラインのしかも洗える! ワンピが登場しますが、こんなワンピースを着こなせたら、やっぱり男子なら♡ どっきぃ~んですよね。笑

(わたしの男友だちはけっこうみんな口をそろえていいます。背中とか鎖骨、足首、うなじって、半見せにしている胸よりどっき~んってするって。見てよみてよ~って自己主張がないさりげなさがいいんでしょうね)

ふふ、下着が透けそうで透けない、見せないで魅せる着こなしも、これらの下着が可能にしてくれますよ~。


ぜひみなさんのクローゼットにこれだけは備えてください!


透ける透けないより下着なしのスカスカ感が苦手な方に


こちらは、透ける透けないというより、なんとなくブラとショーツだけだとすかすかして居心地が悪いと感じるコンサバなあなたにおすすめ。

極上シルク、ベージュのスリップなら服に影響なし、すわったとき、裾からチラチラときれいなレースが見えるのはなんともセクシーかも。



ちなみにこちらのワンピ、透けません。
ベージュの下着ならまったく問題なし。
でも日の当り方の加減では腿の存在がなんとなく透けて感じられる瞬間があるかも。
それが嫌な方は、上記のスリップをおすすめ。
http://www.rishny.com/SHOP/rr-s13-05.html



夏は肩ひもがあるだけで間が抜ける服が目白押しだから


ストレップレスのブラ、今ならかなり優秀な商品が各ブランドから出ています。


これさえあれば背中の開いた服もこわくない!

 
ご存知ヌーブラとブラのちょうど中間をとったブラ。ワイヤー入り、肌にぴたっと張り付くだけではなく、ウィングでさらに安定感を強化。
http://www.fashionforms.com


4履いていることを忘れる限りなくヌードに近いショーツ


こういう下着も各社から出ていますが、個人的にはラ・ペルラをお薦めです。履いていることを冗談抜きに忘れる履き心地です。もちろん、パンティラインは絶対に見えませんよ~。

http://www.laperla.com/en-us/basics/panties/cfilpd0006099



さぁ、これで万全です。

夏の間だけは、補正下着は忘れましょう。マジ。
上の下着たちのほうが、幸せを至近距離まで近づけてくれますよ~。




究極のメンターからのうれしいニュース♡とお礼

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みなさま、こんにちは。
ここ数日のニューヨークは湿気が高く日本の梅雨を思い出すようなお天気です。
みなさま、お変わりありませんか?


昨晩はとてもうれしいことがありました!

長年、命がけで世のため、人のため活動していて、心から尊敬してやまないあのマーク・ローゼンブルムと鳥居晴美ちゃん両方とお会いすることができたのです!

と、いっても2本立てになってしまい、うちに来てくれたマークは途中から夫にまかせて、わたしは晴美ちゃんに会いにお食事にいったんですけれど。

しかも! この晩は二人からとてもうれしいニュースを聞きました。


まずマークから。

マーク・ローゼンブルムは、ありえない勇気の持ち主、あのナシュワちゃんの教授です。

関連過去記事はこちら
FBIと共にエジプトの実父の下を脱走した17歳女子の勇気
ありえない勇気賞を受賞ー起死回生し銃と闘う青年のお話



クィーンズ大学で「中東政治」について教鞭をとる傍ら、中東和平を推進するため、ワシントン国務省とも密な関係を保ち、月に一度はイスラエル、パレスチナを含む中東を訪れ、まさに命がけの活動をしながら、最近は若い世代を啓蒙するために非営利団体を立ち上げて八面六臂の活躍をしている男です。

いつ寝てるんだろうって感じで、明日はワシントンで国務省に、明後日はUCLAバークレーで講演、そしてシアトルでも講演し、今週末からオマーン、サウジアラビアなど中東各国を訪問です。

その合間を縫って、昨晩は我が家に遊びに来てくれたのです。

というか、本音はどんな形で彼が4年前立ち上げたCERRU (The Center for Ethnic, Racial & Religious Understanding at Queens College/民族、人種、宗教間理解を深めるためのクィーンズ大学センター)をサポートできるか具体案を話しあうためなんです。


CERRUから今年「ありえない勇気賞」Uncommon Courage Awardを受賞したナシュワちゃんのお話に感動し、なんとか彼女の授業料を払って上げられないかというのが発端だったのですが、今彼女は21歳でもう卒業だと知り、それではうちのファミリー・ファンドから毎年学生に奨学金を出すことにしようかとう方向で進んでいます。

さて、そのナシュワちゃんについてマークがとってもいいニュースをもってきてくれました。


ナシュワちゃん、今日はニューヨーク・タイムズとデイリー・ニュースに取材を受けているらしい♪


それから、今ナシュワちゃんはプライベートも超ハッピーで、37歳の、彼女のことをとっても愛して大切にしてくれる、マークもお墨付きの恋人がいるそう。


彼はナシュワちゃんと結婚したくてたまらないんだけど、まだ数年することがあるからと、ナシュワちゃんにお預けをくらっているらしいわ。笑


ただ、マークいわく、彼女の英語はまだまだのレベル。
だから、レポートをもう一度書き直さないととても単位はあげられないとか。笑

ナシュワちゃんの英語、実は完璧に独学だったそうです。
クィーンズ大学に入学した頃は、まだまだのレベルだったそうで、今もレポートとなると文法の間違いが多く相当苦労しているらしいです。

こういうことを聞くと超人ナシュワちゃんにも、わたしが苦労している同じ弱みがあるってことでちょっとほっとしたりして。



さて、次なる鳥居晴美ちゃん。


晴美ちゃんのことはもうみなさんご存知ですよね。
ご存知ない方は、まずはこちらへ。


淑女の仮面をかぶった男前、鳥居晴美と子供地球基金


彼女の勇気もまさにあえりないものです。
東日本大震災直後に見せた彼女の勇気と命がけの行動、あまりのことにびっくりなさった方はわたしだけではないはず。
しかも彼女はそれを毎週1年間続けたんですよね。
これはだれにも真似ができないことだとわたしは心底感服しています。


さて、彼女からのうれしいニュースは、東日本大震災直後からの彼女の貢献が認められ、来る10月にNHKで子供地球基金を紹介する50分番組がくまれることになったとか!


晴美ちゃん、このニュースは本当に心から喜んでらっしゃいました。


しかも、わざわざわたしに伝えてくださったのは、わたしにもうれしい理由があるんです。


拙ブログをずっと読んでくださっていた、元NY在住の渡辺さんとおっしゃる女性が、これまでご紹介してきた子供地球基金の活動に感動し、なんとかより多くの人に知ってもらいたいと動いてくださり、このNHKでの放映が可能になったのです。

渡辺さ~ん、ありがとうございます!!!!
ぜひ次回帰国する折りには、ご挨拶させてくださいませ~。


東日本大震災のときももちろんですが、それ以前も、ブログで、わたし自身からだをはってサポートしていることなどをご紹介すると、いつもたくさんのみなさんが支持し、サポートくださいました。
そのときどきみなさんが示してくださる行動のひとつひとつがが大きな流れとなってここに至ったことを実感しています。

そしてその流れは、きっと社会にそれなりのインパクトを与えていると思うのよ。

こういうことがあると、また再認識しちゃいます。

ブログの力ってすごいわって。
あらためてみなさんに、心からありがとうといわせてください~!

ありがとう~~~!!!!


東日本震災以来、みなさんとごいっしょに集めた80万円は、子供地球基金亘理町キッズアースホームで大切に役立てていただきましたよ。
いまだに晴美ちゃんは、会うたびにありがとうといってくれます。
ぜひみなさんにお伝えくださいという言葉と共に。


そんな彼女に刺激され、わたし個人は、あまりに甚大な被害に、これは局所への寄付だけではいけない、日本をサポートしなくっちゃと、Rish NY設立後は、非居住者として毎月20%ずつ税金を払っています。(たとえ会社に貸し付けているお金があっても税金だけは払わなくてはいけません。笑)


これまで、個人的な日本赤十字などへの寄付, Rish NYで集めた福島県いわき市の幼稚園再建へのご寄付なども含めると1千万円以上の寄付をしてまいりました。

こういうことができたのも、マークや晴美ちゃんというメンターがいて、少しでも近づきたいと励みにできたからです。


また、みなさんがブログを通じて応援し、その都度お力を貸してくださるから。


だからわたしにとってみなさんは宝なんですよ♡


本当に本当にありがとうございます。

また晴美ちゃんに代わって、この場を持ちまして子供地球基金をサポートくださっていることにお礼を申し上げます。


今年、子供地球基金は創立25周年です。
11月1日の25周年のパーティではぜひみなさん、またお会いしましょう♡


本当にいつもありがとうございます!








NYベストドレッサーから学んだ白の魔法

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みなさま、こんにちは。

日本は今とっても気持ちのいい季節ですね~。

厚い服を脱ぎ捨てて身軽になれるこの感覚大好きです。


今日は、Rishから本日発売になる、洗える白についてちょっと書かせてね。
みなさんは、「白い服」はたくさんお持ちですか?


30代初期のころ、日本のファッション雑誌の仕事で、ベストドレッサーの名高いおしゃれなNYセレブリティ・マダム(ソーシャライトって言葉がありましたね~/遠い目)のクローゼットを拝見する機会がありました。
そのとき、大変にインスパイアされ、以来とても影響を受けたので、今日はそのお話を書かせてくださいね。




服だけではなく日常に白いものがあるとほっとしますよね。
わたし個人はこれからの季節、こんなニットワンピが大活躍してくれます。
このワンピは下半身はベージュの下着でお願いします。



彼女のクローゼットは、一部屋まるごとといっていい広さでした。

そこでお洋服たちはそれは見事に色別に分けられていて、黒はもちろんだけど、ベージュ、そしてなにより白のスペースが大変に多かったことにびっくりしました。

白のジャケット、シャツ、パンツは何本ももっていますが、汚れが気になって白のワンピースは1枚か2枚しかなかった当時のわたし。

でも、彼女はこうおっしゃったのです。

「女にとって結婚式は一生で一度っきり主役になれる日、そしてその晴れの日、みんな白のウエディングドレスを着るでしょう。

その日の花嫁を見た旦那さまは、判を押したように、見慣れたはずの花嫁の中に、今まで知らなかった別の美しさを発見し息を飲むはず。

そう、白は女を見違えて魅せる効果があるのよ。絶対だれにでも似合うの。

みんな、汚れることだけを気にして白を着ないのはもったいないと思うのよ」



シワになりにくい軽いクレープにオーガンジーを合わせた透けるシャツとスカート。
足と腕が透けて見えるのがかなりセクシーなので、襟元は開けすぎないとか、
スカート丈は短すぎないことがお約束。


なるほど~。
確かに顔の近くに、たとえば白衿だけでもあると、顔がぱっと映える効果があることはみなさんご存知だと思います。


それ以来、わたしはえいやっと白のワンピースを買うようになりました。

そしてそのマダムのおっしゃることは大変に正しかったと実感するのに時間はかかりませんでした。

白は思いのほか着こなしが簡単な色でした。
だってTシャツや白シャツの延長で着られるから。

よく白を見違えるように着るためには、肌の調子がいいことが絶対条件といいます。

でもそれは実は黒だって同じなの。

またヘアにもつやがあって、きれいなカットでまとまっていることも大切。

(でもこれもいつだって同じですよね)


今回Rishに初登場するブランドMoon/ムーンでは、あまりに白が秀逸だったので、白だけで揃えてみました。


きっと! あなたに似合う白が見つかるはず。
すべて2万円以下、しかも洗えます。

この夏は白の魔法で見違える女になって、さらに上のステージにステップアップしてね。

または、白の魔法で、出直しをはかるのも手です。


どちらにしても、応援してます~!!!!






洗練されたイメージのシンプルなワンピは銀鼠色で大人の女らしくまとめましょう。
裾のスリット部分はジッパー付き。











同じくクレープとオーガンジーの生地。
薄地なので透けないか心配なさる方も多いのでは。
でもインナーがしっかりガードしてくれてます。
こういうシンプルなワンピは小物で色を使うのが楽しいですね。







この夏おすすめのトップ二枚。



商品情報、コーディネートに関してはRish NYFacebookへどうぞ~!
今日正午発売です♡









6/14NYで元祇園の名妓「国際基準のマナーや振る舞い」トークショー

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みなさま、こんにちは。

今日は、ニューヨーク近郊にお住まいの方にお知らせです。
拙ブログでもシリーズでご紹介してまいりました、あの元祇園の超がつく売れっ子芸妓で、現在NY在住の今井茜さんのトークショーが実現の運びとなりました!


今井茜ちゃん(30代前半)
年齢不詳の美しさです。


題して「だれも聞かない世界に通じる京都の教え」
アメリカに来てつかめなかったマナーや振る舞いのヒントが京都をひも解けば見つかる!

このトークショー実現の裏には、わたしの大切な友人、ちかこちゃんのご尽力があります。

茜ちゃんに着付けを習いながら彼女に接する機会の多いちかこちゃん、茜ちゃんから学ぶことが多く、ぜひより多くの方とシェアしたいと思われたの。

で、茜ちゃんはその願いを快諾くださったのですが、お一人でレクチャーのように話すのはどうも・・・とおっしゃり、わたしが彼女にインタビューをする形でお話を伺うことになりました♡


そしてトークの後には、みなさんと松花堂お弁当のランチをごいっしょします。


NYをはじめ、海外にお住まいの方はもちろん、国際的なビジネスをされている方で、マナーや振る舞いで想像もしなかった失敗、戸惑いを経験された方は、きっとわたしだけではないはず。

ホント、たくさんあるんですよね。
日本の常識=世界の非常識、
または、世界の常識=日本の非常識

そんな失敗のあれこれを繰り返しながらNYに住み、世界基準のあれこれを時には痛みをもって学びつつ、ある日、ふと膝を思いっきり叩いてしまったことがあるの。


世界でも一流人たちの心を打つふるまい、マナー、美徳とされていること、ひいてはビジネスの交渉のコアな部分は、古くから日本のある階級、ある場所で脈々と伝えられて来たことそのまま通じる、ということ。

なるほど、だから茜ちゃんは、京都に住んでいたときと、現在お住まいのNYで何も変えず同じように暮らされているのに、彼女が街を歩くとみ~んなに親切にされてしまうのね。笑


Rish NY では素敵なご主人さま(少し年下)が選ばれたロバート・ロドリゲスのトップを素敵に着こなしてくださいました。




ニューヨーク在住20年以上、日本では20年以上日本舞踊を習い、スイスでは2年間フィニッシング・スクールで世界基準の女主人になる訓練を受けたちかこちゃんの心の琴線にさえ触れた「今井茜」からみなさんもたくさんのヒントを学ぶチャンスです。

イベントは題して「だれも聞かない世界に通じる京都の教え」

みんな知りたくてもだれも聞かなかった世界に通じる祇園の教えに、コモンるみが迫りたいと思います! 笑

6月14日、NYマンハッタンの日本クラブでみなさんにお目にかかれますことをお待ちしています!


お席が限られていますのでどうぞお早めにお申し込みくださいませ


イベント名  だれも聞かない世界に通じる京都の教え
イベント内容 トークショー&ランチ
日時     6月14日(金) 10時半~13時
場所     日本クラブ145 West 57th Street, New York
参加費    $65
参加申込期限 6月7日(金)  
ランチ内容  松花堂弁当+食後のお飲み物
主催     ARTE GROUP INC.


お申し込みはこちらからどうぞ
http://www.artegroupinc.com/nippon-club-event-apply-page/


お問い合わせはこちらからどうぞ;
info@artegroupinc.com




今井茜関連の過去記事


祇園の元・超売れっ子芸妓、女も惚れる理由
元祇園の名妓 in New York

小さな子供&受験生のストレス発散法

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みなさま、こんにちは。

ニューヨークは今、メモリアルデーの3連休の真っ最中。
一足早い夏を先取りしようと郊外に出かける人が多いんでしょうね、マンハッタンはとっても静かです。


いつもなら我が家もこの時期はビーチに直行しているはず。
ですが、今年は悪天候でめちゃくちゃ寒い中、娘のフィールドホッケーの試合で2日間つぶれてしまいました。
昨日は6時起き、雨の中3試合でした。


こんなに子供が大きくなったのに、子供中心の日々を送ることになろうとは夢にも考えたことがありませんでした。笑


世の中のスポーツをするお子さんをお持ちのご家族の大変さが今更ながら分かりました。

友達のちかこちゃんちは、息子さんが二人なので、今週末は8試合だったそうです。ちかこちゃん、おつかれさまです~。


さて、今日は、大人はもちろんなんですが、小さな子供やティーンにもかなり効き目がある(と立証されている)意外なストレス解消法をご紹介します。


うちの娘、今週末は、ストレスレベルは頂点に達している模様。
来週の土曜日はいよいよ、大学受験の一環で受ける日本でいうならばセンター試験みたいなSATのサブジェクトテストの日です。

それなのに最後の週末である今週末はフィールドホッケーの試合でつぶれるわけです。
もうパニック状態もいいところです。

アメリカでの大学受験、日本から見ると楽勝な印象ありません?
わたしもそう思っていました。


ところが実際は、日本なら1年前からがんばればなんとかなるかもしれないところを、ここアメリカではなんと、日本でいう高校1年生からすでに試験がはじまります。

しかも、テストの結果が重視され、テストの点さえよければなんとかな短期決戦、泥縄式も通じて楽といえば楽な日本と違い、アメリカでの受験は長丁場でしかもSATの成績はよくて初めてスタート地点に立てるという厳しさ。

全然知りませんでした~。


スポーツも12年生まで続ける子が多いし(というかそうでないと意味がない)、いろいろなことをやめないで続けつつの受験なので正直、想像していた以上に大変だし子供の性格によってはすごいストレスです。


我が家でも、ストレスを上手に発散できず、気分はお天気同様、晴れたり曇ったり、嵐になったりというめまぐるしいのが一匹いるわけです。笑


今日は、嵐の日でした。笑
つまり、娘の気分が、です。


普段は口うるさいのはわたしの役割なんですが、今日は夫がぶち切れた感じでした。
声のトーンが高くなり、始まってしまいました。言い合いが。
こんなことは滅多にないことなので、わたしはどうしていいかわからず、キッチンでおろおろしながら様子を見守っていました。


最後は娘がバスルームに直行、大げさなぐらい大きな音でドアを締め、シャワーを浴び始めました。

長いなが~いシャワーです。
その間、30分ぐらいは泣いてました。

それを知り、夫はおろおろしていましたが、わたしはやっと胸をなでおろしました。

泣いてくれればこっちのものです。
っていってもご理解いただけないかも、ですね。笑


実は、笑う以上に効果的なストレス解消法が泣くことだとみなさん、ご存知でした?


こちらにも、似たようないい記事があります。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130510-00000004-laurier

一部抜粋すると、

泣いた後には、脳内ホルモンの一つでモルヒネ様物質として知られる「エンドルフィン」が増加することがわかっているのだそう。
エンドルフィンには強い鎮静作用があり、適度な運動の後などにはこの物質が増加して、ストレス解消とすっきり感をもたらすことが知られています。
人前で見られるのが恥ずかしくて我慢しながら泣くよりも、ワンワン泣いてしまった方がストレスは大いに発散できそうです。


そういえば、子供が小さいとき、日本語補修校に若くてかわいらしくてとってもいい先生がいらっしゃいました。

その先生は、子供たちが泣くと、
「泣かないで。先生も悲しくなってしまうわ」
とは絶対おっしゃいませんでした。

「いいよ、もっと泣いていいんだよ」
と、膝を折って子供たちの目線までしゃがんで、必ずやさしくそうおっしゃるのです。


すると泣いていた子供たちはかならずちょっと拍子抜けがしたように、一瞬泣き止むのが可愛いんですよね。笑

で、また安心して泣く子もいれば、それで気がすんで泣き止む子もいます。
それを見ていて、新米母のわたしもやっと気づいたのです。

どの子も泣いた後はすっきりしていることに。笑


それまで、娘が泣くと、涙をハンカチで拭きながら、
「泣かないの」
と言っていたわたし。
すると娘は決まって、ひっくひっくしながらなんとか泣かないように努力するんです。
でも、なかなか泣き止むことってできないんですよね。


そこで、さらに
「泣き止みなさい~っ!!」
って切れるお母さんもいらっしゃるかも。笑


ですが、その先生の対応を見て以来、わたしは反省し、「泣いていいんだよ」というようになりました。


すると、娘は思いっきり泣けて、その後、すっきりする効果に気づいたようでした。

なので・・・
今日は、バスルームでシャワーを浴びながらわぁわぁ泣いた娘、しばらく部屋にこもっていましたが、ちょうどおなかがすく頃かなと思い、大好きな京都星月の「小松こんぶ」入りおにぎりを持って行くと、すでにけろっとしていました。笑

ああ、やっと一件落着です。


受験生の子供とまだこの先、2年もおつきあいしなくてはいけないのかと思うと正直ぞっとします。笑


でも、きっとあと4、5年もしたら、娘といっしょにこの日を笑って振り返る日がくると信じて、、、、


明日もがんばろっと♪


以上、今日のエントリーはme, me, me, all about me and my family matter で失礼をしました。





3年前、京都で。










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