みなさま、こんにちは。
ジョン・Fケネディ元米国大統領の娘、キャロライン・ケネディがとうとうアメリカの日本大使に任命されることが決定的となったようです。
このニュースを拙ブログでお伝えしたのは、今年4月2日でした。キャロライン・ケネディ米日本大使に任命?
今思えば、それは正式発表ではなく、まだ噂の段階だったんですね。
ところで、キャロライン・ケネディの駐日大使就任に疑問を抱く方も日本にはいらっしゃるかもしれません。
確かな政治的バックグランドがあるわけではない彼女を大使に就任ということは、アメリカは日本とは深い政治の話をしたくないため、おちゃらけているのか、とか。
そこでそんな方に安心していただくて一言いいかしら。笑
まず、
アメリカの大使は民間から選ばれるという点で、外務省の官僚が大使に任命される日本とは大きく違います。
しかもフランスやイギリス、日本など比較的関係が良好で治安の安定した国への大使は、その政党への貢献度がかわれご褒美として任命されることも多いの。
あの、クリントン政権下でフランス大使に任命されたパメラ・ハリマンなどはまさにそれです。
ですが、キャロライン・ケネディは、かなり政治的なバックグランドもある方なんです。
お母様のジャクリーン・ケネディ同様、生粋のニューヨーカーですが、ニューヨーク在住中、特にブルムバーグ市長の命を受け、公立校の向上、またそのための資金集めに多大な尽力をされてきました。
そのリーダーシップが買われ、周囲に望まれ、もう少しでニューヨーク州上議員議員として出馬するところだったの。
ところが、彼女、あの悲劇的経験から、母にマスコミを徹底して避けることを叩き込まれたことから、どうしても公の立場に立つことが、そのときは決断できなかった、と何かで読みました。
photo/ source
彼女と2人のお嬢さんは娘と同じ学校出身、お住まいも3ブロック先ということで、身近にお目にかかる機会やされてきた活動を、わりと間近に拝見する機会もありましたが、それはもうしっかりリーダーシップを取れる方です。
娘の学校にお嬢さんたちが在校中は、財政面での理事としてご活躍されるばかりか、2代前の校長先生が引退される折りは、チェアパーソンとして校長のリクルートにもつとめられました。
結果選ばれたのは、当時まだ30代の黒人の女性でした。
あのコンドリーザ・ライスさんと似たバックグランドをもつ女性を大抜擢し、もちろん保守派からは反対の声も長く聞かれ、いろいろな意味で大変に話題になった人事でした。
このことから、彼女が人種差別的意識からはほど遠く、正しいと信じることは静かに貫く方だと学びました。
また、キャロラインさん、普段学校にいらっしゃるときや近所を歩いてらっしゃるときはノーメイク、10年以上前のメルセデス(かなり古い)でよく学校の用事をすませにいらしてました。
お二人のお嬢さんは大学生です。
今ならきっと思う存分、アメリカのために、そして日本との同盟を深めるために、すばらしい活躍をしてくださると期待しています!
photo/ source





